札幌医科大学医学部放射線診断学

函館での研修を振り返って

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函館での研修を振り返って

2020.02.12

放射線診断学 鶴田です。

2019年7月~12月までの半年間、函館五稜郭病院 放射線診断科で研修させていただきました。

赴任前から1人で札幌を離れる不安よりもわくわくする気持ちの方が大きかったのですが、思っていた以上に函館での生活・研修が楽しくてあっというまに半年が経っていました。函館市内を電車で移動して散策したり、歴史を調べたり、家族で観光したり、美味しいお店に行ったり……楽しい思い出がいっぱいです。病院の近くの五稜郭公園には何度も散歩に行きましたが、季節ごとに風景も変わり、飽きることはありませんでした。健康のため公園外周を走ったりも……(これはすぐ挫折しました)。

研修の方ですが、主にCT、MRIの画像診断とIVRの手技を学ばせていただきました。画像診断の件数が多く、大学ではなかなか読影機会のないcommon diseaseをたくさん経験することができました。また苦手としていた骨軟部などの分野もほんの少しだけ苦手意識が少なくなったように思います。鎌田先生、村上先生が大変熱心に指導してくださいましたし、読影医・IVR医としての姿勢には本当にたくさんのことを学ばせていただいたと思います。他の先生方、スタッフの方もとても親切にしてくださって、楽しい研修生活を送ることができました。

また、上手くは書けませんが、画像診断とは何か、画像診断医の役割は何か、そういったことを今までより考える機会でもあったと思います。一度もお会いしていない患者さんの悪性腫瘍を指摘したとき、「ショックだけど、早く見つけてもらってよかった」とのカルテ記載を見て少しだけお役に立てたのかなという気持ちになれました。

これからもたくさん学ぶことがあることにわくわくしながら、研修頑張っていこうと思います!

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